身近なところで使われているセンサーの種類とその使用例についてまとめました。

センサーはいろいろなところで使われています

 

センサーは身近なところで使われています。たとえば自動ドアです。人がきたら開きます。

他には、最近のトイレなどの水道で手をかざすと自動で水が出てきます。

このように、いろいろなところにセンサーは使われていて、私たちの生活を支えています。

他にも日常生活でテクノロジーを使っているもの、思いつきますか?

「ドアの前に立つと自動で開くドア」「室内の温度を26度に設定すると室内を26度に保ってくれるエアコン」などなど、生活にありすぎて、当たり前に感じてることだけど、よーく考えると不思議?すごい!というのがたくさんあります。

以外と気づかないだけで、言われてみれば「え?!こんなものも?!」というのがたくさんあります。何か思いつきますか?

考えてみましょう!

センサーの種類と使用例

温度センサー 【温度を測るセンサー】
使用例:エアコン・空調機器・炊飯器・デジタル温度計・冷蔵庫・自動車のエンジン・湯沸かし器・給湯器・風呂・スマートフォン・パソコン・
湿度センサー 【湿度(空気中の水蒸気の割合)を測定するセンサー】
使用例:エアコン・自動換気扇・空調機器・デジタル時計・エアコンなどの空調機器・気象データの計測・農業用IoTとして、水やりの自動化などにも活用されています。
圧力センサー 【気体や液体などの圧力を測定するセンサー】
使用例:血圧計・洗濯機や風呂の水位測定・GPS機能つきの製品で高度を測定・体重計・掃除機・エンジンの圧力測定・車をカラーリングする際の圧力管理などにも使用されます。
光センサー 【光の強弱や断続を測定するセンサー】
もっとも身近なものとして「人感センサー」「超音波センサー」があります。
使用例:外灯・自動ドア・トイレの自動照明・自動手洗い機・蛇口・侵入警報装置・テレビやエアコンのリモコン・ATM・自動販売機・駅の自動改札機・自動車・輸送機械の障害物感知・衝突防止装置。駐車場や踏み切りでの自動車検知。
地磁気センサー 【方角を知るため地磁気を検知するセンサー】
使用例:カーナビ・スマホ・
GPS(Global Positioning System) 【人工衛星を利用した位置情報計測システム】
使用例:電子コンパス・カーナビ・スマートフォン・ドアやノートパソコンなどモノの開閉検出・屋内測位・金属異物検出
加速度センサー 【物体の移動に伴う速度の変化を検知するセンサー】
使用例:カーナビ・エアバッグ(自動車)・ゲームのコントローラー
ジャイロセンサー 【物体の回転を検出するセンサー】
使用例:人工衛星・カーナビ・スマホ・デジカメ(手振れ防止)
イメージセンサー 【画像を2次元の受光面に結像させ、電気信号に変換するセンサー】
使用例:デジカメ・Webカメラ・車載カメラ・インターホンのカメラやマイク
音センサー 【音の振動を計測するセンサー】
使用例:マイクロホン・スマホ・録音機器
距離センサー 【測定対象物との距離を測定するセンサー】
使用例:自動運転・自律移動型ロボット
タッチセンサー
使用例:タブレット・パソコンの画面

身の回りにあるセンサーを探してみよう!

「あれ?これもセンサーかな?」「何でこうなるんだろう?」「何のセンサーが使われてるんだろう?」などなど、少しでも感じて見ると今までと世界が変わるかなと思います。

 

ところで、なんでセンサーをドアにつけてみようと思ったんでしょうか・・・?

どうして自動ドアができたんだと思いますか?

世界初の自動ドアが開発されたのは、紀元前エジプトの発明家「ヘロン」によって、蒸気を利用し、神殿の扉を開閉したことがはじまりだと言われています。仕組みとしては、火で水を沸騰させて、その蒸気をバケツに移し、バケツに溜まった蒸気の重みで、紐や棒を動かし、扉を開けるというものだったみたいです。

現実的に現在の自動ドアに近い形で導入された例でいうと、1950年代にアメリカのスーパーマーケットで自動ドアが採用されていたそうです。

ドアを自動にすることによってどんないいことがあるでしょうか?

重い荷物を持っていて、両手をふさがれたときに便利とか、ドアノブに触らなくても開けることができるとか、いろいろあります。では、自動で水が出る仕組みや、エレベーターが人がきたら動くようにしたのはどうしてでしょうか?

センサーがそのものについた理由を考えると面白いと思います!

自分だったらどんなセンサーを、どうやって活用しますか?

今までは、すでに身近にあるセンサーがついている仕組みについて考えました。

では、どんなところにセンサーがあったら便利かを考えてみましょう。

ある有名な探偵アニメでも、お宝を守るために、いろいろなセンサーの仕掛けをしていますよね。

お風呂でよく寝てしまう人や、もしかしたら、お風呂で急に体調が悪くなってしまったというときにもセンサーは使えそうです。

部屋でこそこそしたいから、だれかが来たことを知らせるようなものとか、お菓子を取ろうとしたときを知らせるようなものとかいろいろあると思います。

家のいろいろなところにセンサーをおいてみた例です。


これは電気のつけっぱなしを知らせるために、距離センサーと光センサーの2つ使った例です。


 

どんなところに、どんなものがあったらいいかを自分でイメージしてアイデアを出してみよう

参考 センサーについて考えることのできる教材のダウンロードはこちらからschoomy.com

今ある仕組みを知ることも大事ですが、自分で考えてみることも大切です。この教材では、センサーが使われることでどうなかったなどや、どんなところにセンサーをおくといいかなどを考えることのできるようになっています。

ぜひ活用してください。

スクーミーボードと合わせて活用することをおすすめしています。

参考 スクーミーボードの紹介はこちらからschoomy.com

 

 

1 COMMENT

増田和彦

とてもわかり易い説明をありがとうございます。
動画もあって素晴らしいと思いました。
今後もこのサイトを活用させてください。

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