【STARTDAYs】作ったものにガジェットさせる(工作編)

ガジェットさせる

STEP.1 工作にガジェットさせる
光センサー

画鋲などで、穴を開けて、そこに鉛筆をさして広げる。

いい感じに開きます。

広げた時にでる部分を少しけずり、きれいにします。

ぴったり!

後ろをテープなどで固定する。

光センサーが見えなくなるように、紙を貼ってかくします。


STEP.2 工作にガジェットさせる
LEDの方も

こんな感じに切った紙を用意する。

 

さっきと同じように穴を開ける。

こんな感じで固定します。

ちょうどLEDだけが出るように調整します。

延長コードをつけます。

STEP.3 工作にガジェットさせる
プログラミングをしてゴミが入ったら光るようにする

こんな感じにします。

ゴミを入れた時の光量度を調べて、その値になった時に光るように調整しましょう。

最後に、光ることを利用したイラストを書いて終了です。

こんな作品になります


 

作り方まとめ

 

「ゴミを入れたら光るゴミ箱」の開発体験ができます。ゴミを入れたら光るとかほんと?!って思う方ぜひ動画をみてください。プログラミングとものづくりを合わせたなかなか面白い遊びになっています!


なぜこれを行うのか?

The Fun Theory 〜たのしさの設計〜 楽しみが人々の行動を良くする

やりたいからやる。やらされているのではなく、またルールだから仕方なくたるのではなく、楽しいからやる!そんな、マインドで社会課題の解決ができたら面白いと考えています。

苦痛を超える「たのしさ設計」が重要であり、逆に「処罰でコントロールしよう」とすることは長く続かない。

アイデア次第で社会を変えることができる。




 

世界でもっとも深いゴミ箱

ゴミのリサイクル率世界一といわれるスウェーデンで、ポイ捨て防止のために、楽しみながら人々の環境に対する意識を変えることを目的として、企画されたアイデア生まれたアイデア。

ゴミ箱の中に取り付けられた装置によって、ゴミを投入すると「ヒュ〜」という長い落下音の後に「ゴーン」という音が鳴る。
このユニークな機能が「ゴミ捨て」を楽しいものに変え、通常の2倍を超えるゴミが回収された。

面白い仕掛け

外見はごく普通の、これまで通りのゴミ箱。その底部に光センサーとそのセンサーに連動する効果音発生装置・スピーカーを取り付けている。ゴミを投入するとセンサーが感知し、設定されている音が鳴る仕組み。

その効果音とは、動画を見ればお分かりの通り「ひゅ–」と長い落下音、そして奥深いところで何かが床にぶつかったような「ご-ん」という効果音。ゴミを捨てた人は「実はこのゴミ箱、もの凄い地下にまで掘られていて、ゴミを捨てるとその床にまでゴミが落ちて行くんだな」という連想をしてしまうわけだ。

もちろんゴミ箱そのものはこれまで使っていたのと変わりないものなので、実際にそんな奥深くまで掘られているわけではない。そしてゴミ箱を利用した人も、その違和感に思わず「?」な表情を顔に浮かべる次第。

「まじかよ、これ?」とゴミ箱の中をのぞく人、子供にゴミを拾わせて遊ばさせる保護者、面白がってあちこちからゴミを集め、わざわざゴミ箱に入れる人など、さまざまな行動を取る人がいたが、多くはゴミ箱の「仕掛け」をした人の思惑「ゴミ箱をもっと有効活用してもらう」通りになった。

この「仕掛けつき」ゴミ箱の設置の結果、1日で72キロものゴミが回収できた。これは周囲に置かれている普通のゴミ箱(31キロ)の2倍以上に相当する。プロジェクトチームの基本理論「TheFunTheory(楽しさが人を変えていく理論)」に基づいた作戦は見事に成功した次第だ。

動画の最後でプロジェクトチームは「楽しさは人々の行動を良い方向へといざなうものだ(Fun can obviously cahnge behaviour for the better.)」と唱えている。この言葉が改めて認識できる、楽しいゴミ箱といえよう。

……蛇足だが、動画再生で聴く限りでは落下を開始してから床に到着するまでの時間(効果音による)は大体7.5秒。これを元に床までの距離を概算すると、約280メートルとなる。それくらいの地下にまで落ちるゴミを想像すると、ますますゴミを捨てたくなる人も多いことだろう。

 

スクーミーが目指すもの

こういったアイデアは、何も優れた知識を持ったエンジニアでないとできない訳では決してないと思っています。

スクーミーは、センサーを使ったアイデアをすぐ実現させることのできるツールであり、それこそ、こういった社会課題に対して楽しく取り組むコンセプトに実にあっていると思います。誰もが簡単に、「楽しさ」を引き出せるような製品を開発して世の中にどんどん出して欲しいという思いがあります。

まずは、ワークショップで、こういった簡単な設計でのゴミ箱を作り、そこから子どもたちのアイデアでどんどんカスタマイズしてもらいたいと思っています。

 

 

 

今までの作品

 

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