伝統文化×テクノロジーの学びを、都留文科大学の学生が都留市で実践

今回の取り組み

都留文科大学の学生と連携し、スクーミーを活用した都留市の伝統文化の教育とプログラミング教育を掛け合わせた、都留市ならではの学習を行います。

 

経緯/問題意識

  • 都留市には、歴史的な背景から約50個のお寺があります。しかし現代の流れで、お寺も今までと同じ制度では存続が難しくなってきていると相談を受けたのが最初のきっかっけです。お寺の広いスペース や、各地域に存在するその立地面を活用できないかと考えました。
  • 私たちの通う都留文科大学では、教師を志す人が多いのですが新しい教育家庭に入る「プログラミング」を実践的に学ぶ機会が少ないようです。同時に、都会などにはある子供向けのプログラミング教室も田舎である都留では不足していて、それを求める家庭が多いことがわかりました。この2つをマッチングさせることで、「プログラミング」を子供と教師志望の学生両方に定着させられるプロジェクトを考えました。

目的・目標

取り組みの目標は、大きく2つあります。

  • 1つ目は、都留市内にある3つ以上のお寺にて、「テラミネーション」(お寺とイルミネーションを掛け合わせて造語)を成果物として開催することで、地域間格差を減らすとともにお寺で行う意義と認知を高めます。
  • 2つ目は、プログラミングを教える学生に対してのアプローチとして、地域の子どもたちにプログラミング教室を開講できる自立した大学生をまず10人育成し、チームを形成することです。

展望に関しては以下の通りです。

  • 展望として、せっかく都留で行うので、その地域性や伝統を生かせるように、都留のはたおりなど伝統文化を混ぜながら成果物を 埋めるように考案しいていきたいと思います。(例:都留の布を使ったランプをプログラミングで製作する。)

主な活動内容

  • 第1回7月末、第2回8月末、第3回10月末に成果物発表の場として「テラミネーション」を行います。
  • それに向けて、末日の1週間前にプログラミング教室をお寺にて開催し、翌週の発表に向けた準備とプログラミング教材『SchooMy(スクーミー)』を活用した、ランプの作成を行います。対象は、都留市内の小学1~6年生で、各回20人ほどの予定です。講師は都留文科大学を中心とする大学生チーム(約5人ほど)です。
  • プログラミング教室を行う前の2週間で、大学生の日程を調整して株式会社ライカーズアカデミア代表取締役塩島社長の協力のもと、指導の仕方を学んだり、使用する機材スクーミーなどを揃えたりします。

期待できる効果

①社会性:都留の伝統工芸品である「はたおり」の認知を高めるとともに、 それをリメイクしてお寺と組み合わせることで新たな価値を生むことができる。お寺にとっては、復興や交流拠点の役割を創出できる。

②主体性:コア(運営)メンバーだけでなく、他にも当日スタッフとして大学生を募ることで学生の主体性を大事にしながら活動を進めていく。

③効果:都留での意義を保ちつつ、子供と大学生双方が「プログラミングの面白さ」を実践的に学びながら、伝統工芸品を使用したランプという成果物が完成する。その成果物を通じて、当日以外でも本プロジェクトの効果と意義が派生していくと期待できる。

 

活動の内容

講義内容

・お寺を探検しよう(耕雲院)

・プログラミングとは?センサーとは?

・パソコンの使い方

・伝統文化紹介ーランタンの紹介ー

・プログラミングをしてみる(LEDの光り方を変える)

・センサーを使ってみる(暗くなったら光るプログラムを考える)

・ランタンにスクーミーを組み込み、外側に飾り付けをしてオシャレにする。

 

 

活動の様子(写真)

    

活動の様子(動画)

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